ホルモンバランスを整える家庭療法
米国国立医学図書館によると、ホルモンは内分泌腺から分泌され、体の組織や臓器に信号を送り、成長・発達、代謝、性機能・生殖、気分など様々な機能を調節します。ホルモンが過剰または不足するとホルモンバランスの乱れが起こり、にきび、うつ、繁殖問題、体重変動、倦怠感などの症状が現れます。医師は処方薬で治療しますが、自然な生活習慣の改善でも症状を軽減できることがあります。
肉類・乳製品の摂取を控える
動物性脂肪に含まれる化学物質はホルモンバランスを崩す原因となります。そのため、肉や乳製品の摂取量を減らすことが第一歩です。過剰な動物性脂肪は前立腺に影響し、ホルモン関連がんのリスクを高めます。代わりに大豆製品を選びましょう。大豆に含まれるフィトエストロゲンはホルモンを自然に調整します。
有機野菜・果物を積極的に摂る
有機栽培の野菜や果物、全粒粉のパンを中心に食べると、農薬や除草剤によるホルモン攪乱物質の摂取を抑えられます。これによりホルモンバランスの乱れを防ぎやすくなります。
必須脂肪酸を取り入れる
オメガ3・オメガ6 といった必須脂肪酸はホルモン合成に不可欠です。亜麻仁、かぼちゃの種、ひまわりの種、脂肪の少ない魚などに多く含まれます。サプリメントでも補えますが、食事で1日あたりオメガ3を300 mg、オメガ6を200 mg以上摂取することが目安です。
チャステベリー(ヴィオラ)
研究が進むチャステベリーは、月経前症候群、更年期障害、不妊、にきびなどの女性ホルモンの乱れに効果が期待されています。また、母乳の分泌を促す作用も報告されています。ドラッグストアで錠剤やカプセルとして入手可能です。
ブラックコホシュ
先住民アメリカ人が古くから使用してきたブラックコホシュは、更年期によるホルモンバランスの乱れや卵巣の炎症を和らげるとされています。ただし、胃痛や頭痛といった副作用が出ることもあるため、使用は注意が必要です。
まとめ
ホルモンバランスの乱れは食生活の見直しや自然由来のハーブで改善できる場合があります。症状が重いときは医師の診断を受け、上記の方法を補助的に取り入れると良いでしょう。
