いぼ(疣)対策まとめ
いぼは皮膚の良性腫瘍で、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされます。俗説で「ヒキガエルに触れるといぼができる」と言われますが、実際にはカエルはウイルスを媒介しません。
1. 本当にいぼか確認する
治療を始める前に、対象がいぼであることを確認してください。ほくろ、タコ、角質、あるいは皮膚がんの可能性がある部位に対していぼ治療薬を使用すると危険です。いぼは皮膚と同色で表面がざらざらし、境界がはっきりしています。黒くなった毛細血管が見えることもありますが、根が深く皮下に伸びることはありません。
2. ビタミンCペースト
ビタミンC錠を砕き、水で練って濃いペーストにします。そのペーストをいぼに直接塗り、絆創膏で覆います。ビタミンCの高いアスコルビン酸がいぼウイルスを抑制するとされています。刺激が出ることがあるので、いぼの部分だけに使用し、1週間ほど貼り続けます。必要に応じて新しいペーストと絆創膏に取り替えてください。普通のいぼだけでなく足底いぼにも効果が期待できますが、効果が見えるまで数週間かかることがあります。
3. テープ療法
市販の絆創膏(またはダクトテープ)をいぼにしっかり貼ります。7日間貼り続けたら取り外し、痛みや変色が見られたら新しいテープに交換して、合計3週間ほど繰り返します。いぼが乾燥して縮んでくるのが確認できれば、さらに1〜2週間続けても構いません。こちらも普通のいぼ・足底いぼの両方に有効です。
4. ビタミンA
ビタミンAカプセルに針で小さな穴を開け、内容物をいぼに直接絞り出して擦り込みます。1日1回、3か月間続けます。効果が現れるまでに時間がかかりますが、他の方法と同様に普通のいぼ・足底いぼに使用できます。
5. 放置する
痛みや不快感がなく、場所が問題でなければ何もしない選択肢もあります。いぼの多くは免疫がウイルスを排除するまでに自然に消えることが多く、1年程度かかることもありますが、最終的には自然消失します。
