マサラチャイの健康効果とは
インドで「チャイ」は単に「お茶」を意味し、実際に飲まれるのはスパイスを加えたマサラチャイ(スパイスティー)です。イギリス植民地時代以前は薬用として利用されていましたが、アーユルヴェーダの知恵と共に広まり、現在では世界中で愛飲されています。
ブラックティーの効能
マサラチャイのベースとなるブラックティーは、カテキン、テアフラビン、テアルビジンといったフラボノイドが豊富で、がんや心疾患、脳卒中のリスク低減に寄与します。また、フッ素が骨や歯を強くし、カフェインは2型糖尿病の予防効果が期待されています。
代表的なスパイスとその効果
- シナモン:血行促進・リビドー向上、血糖値を安定させます。
- 黒胡椒・ジンジャー:循環を改善し、代謝を活性化。
- カルダモン:心臓・肺・腎臓の機能をサポート。
- クローブ:鎮痛作用があります。
- ナツメグ・ジンジャー:消化を助け、胃腸の調子を整えます。
- スターアニス:口臭をリフレッシュし、咳止め効果があります。
- フェンネル:喉の炎症や腎臓・眼の不調を改善するとされています。
ミルクの役割
ミルクはフラボノイドと結合する可能性がありますが、オーガニックで抗生物質やホルモンが含まれないものなら、栄養価を高める有益な添加物です。タンパク質、ビタミン、ミネラルがプラスされ、飲み心地もまろやかになります。
リラックス効果
ミルクとジンジャーの組み合わせは、カフェインを含むにもかかわらず心を落ち着かせます。スパイスが豊富なので、ブラックティーの量を減らしても十分な風味が得られ、カフェイン感受性が高い人でも夕方に飲みやすいです。デカフェのマサラチャイも市販されています。
アーユルヴェーダにおけるチャイ
アーユルヴェーダは、甘味・渋味・苦味といった味覚と体内のエネルギーバランス(風・胆・痰)を調整することで健康を保ちます。マサラチャイは多様なスパイスとミルク、ブラックティーの組み合わせにより、ストレス軽減と緊張緩和に優れた飲料と位置付けられています。
