イペカチュアナチンキとは?

イペカチュアナ(Cephaelis ipecacuanha)の乾燥根から作られるハーブチンキです。南米原産で、古くから様々な疾患の治療に利用されてきました。

主な有効成分

イペカチュアナチンキにはエメチンやセファエリンなどの化合物が含まれています。

薬理作用

嘔吐促進作用(エメティック)

中枢神経を刺激し嘔吐を誘発します。薬物過剰摂取や食中毒の救急処置に利用されます。

止瀉作用

エメチンが腸管の液分泌を抑制し、下痢を和らげます。

抗炎症作用

気管支炎や関節炎などの炎症を軽減する効果が期待されます。

抗菌・抗真菌作用

皮膚の水虫や軽度の感染症に対して効果があると報告されています。

去痰作用

肺の粘液を薄め、咳や風邪の症状を緩和します。

安全性と副作用

推奨用量で使用すれば概ね安全とされていますが、以下のような副作用が報告されています。

・吐き気
・嘔吐
・下痢
・腹痛
・頭痛
・めまい
・神経過敏
・発汗
・呼吸困難
・けいれん

これらの症状が現れた場合は直ちに使用を中止し、医師に相談してください。

使用が禁じられる人

次のような方はイペカチュアナチンキの使用を避けるべきです。

・妊娠中の女性(子宮収縮を引き起こす可能性)
・授乳中の女性(母乳に移行する恐れ)
・生後6か月未満の乳児
・心疾患、肝疾患、腎疾患などの基礎疾患を持つ方

必ず医師の指導のもとで使用してください。

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