しわ・たるみに効く中国の対策
東洋の神秘は長らく西洋人の関心と想像力をかき立ててきました。グローバル化が進む中、遠く離れた地域の文化が身近になりつつあります。その代表例が中国医学です。科学的に全ての効果が証明されているわけではありませんが、何千年もの歴史を持ち、今でも多くの人が利用しています。鏡に映るシワやたるみが気になる方は、中国医学の知恵を取り入れることで改善を目指すことができます。
ハーブなど自然の治療法
中国医学には、あらゆる症状に対応するハーブが豊富にあります。シワやたるみ対策としては、まず日常にハーブや自然食品を取り入れることが推奨されます。代表的なのはゴジベリーです。中国やヒマラヤ地域で採取され、ビタミンEが豊富で肌の健康維持やシワ予防に効果があります。乾燥ゴジベリーをそのまま食べても、ジュースとして摂取しても構いません。また、ボーヘ(茯苓)や当帰(とうき)は、老廃した皮膚細胞の除去やシワ改善に用いられるハーブで、クリームやフェイススクラブにも配合されています。
鍼灸(はりきゅう)
鍼灸は1970年代に中国から米国へ伝わり、以降代替医療として広く普及しています。鍼灸師は、顔に流れる血液や「気」を刺激することでシワを軽減できると主張します。特に「臓腑」―肺と肝臓―に焦点を当てます。肺は皮膚の潤いを保ち、肝臓は血液を顔へ送って健康な肌を維持します。顔面に直接鍼を施すことで筋肉の緊張が高まり、皮膚が引き締まって滑らかになる効果が期待でき、これは西洋のボトックス治療に似た作用とされています。
