ThreeLacの危険性と使用上の注意

2003年に米国の健康補助食品店に登場し、2010年まで人気を保っているThreeLacは、カンジダ菌の過剰増殖を抑制すると謳うプロバイオティックです。主成分は乳由来の2種の菌、芽胞形成菌、レモンジュース、ビール酵母、食物繊維です。しかし、使用にあたっては以下のようなリスクがあります。医師や薬剤師に相談し、既存の疾患や服用中の薬との相性を確認することが推奨されます。

死滅反応(Die‑off Reaction)

カンジダの大量増殖を抑える過程で、死滅した菌から毒素が放出されます。これにより、一時的に症状が悪化したり、腸や腸管の刺激が増し、便秘がさらに悪化することがあります。

乳糖不耐症・カゼイン過敏症などの危険

  • 乳由来の菌が含まれるため、乳製品にアレルギーがある人は発疹や蕁麻疹が出やすい。
  • 乳糖不耐症の人は膨満感や下痢を起こすことがあります。
  • カゼイン過敏症の方は呼吸器症状(鼻汁や喘息)を誘発する可能性があります。
  • 乳酸菌が尿路に感染しやすく、長期にわたる抗生物質使用者は耐性尿路感染症のリスクが高まります。

酵母アレルギーと薬物相互作用

  • ビール酵母が含まれるため、酵母アレルギーのある人は偏頭痛、下痢、嘔吐、発疹などの症状が出ます。
  • 酵母に多く含まれるチラミンは、MAOI系抗うつ薬やデメロール系鎮痛薬と相互作用し、血圧上昇・高血圧、最悪の場合は脳卒中や心筋梗塞を引き起こす恐れがあります。

以上のリスクを踏まえ、ThreeLacの使用は医師と相談の上で判断してください。

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