加齢やホルモンバランスの変化、リチウムや水銀を含む薬の副作用などで、髪が細くなったり抜けやすくなったりします。自然な方法で髪の健康と伸びをサポートしたいなら、毛根を活性化し、髪を太く長く育てるハーブが有効です。ここでは、特に効果が期待できる6種類のハーブをご紹介します。

リコリス(甘草)

リコリスは脱毛を抑える働きがあり、遺伝的要因やストレスで髪が抜けやすい人に適しています。毛根を強化し、髪を太くする効果が期待できるため、抜け毛に悩む方や円形脱毛症(アロペシア)に苦しむ方にもおすすめです。カプセルや粉末で市販されており、胃の調子を整え、熱を下げ、頭痛を和らげる効果もあります。

ホーステイル(シダ)

ホーステイルに含まれるシリカは、髪の強度を高め、切れにくくする働きがあります。シリカは皮膚の結合組織の再生を助け、抜け毛予防にも役立ちます。また、使用すると髪に自然なツヤが出るとされています。サプリメントや乾燥ハーブとして利用できます。

トゲナシ(ジムソンウィード)

中国医学で古くから用いられるトゲナシは、結核や消化器系の不調に効くとされています。髪の成長を促すために果実のジュースを飲む方法がありますが、過剰摂取は心拍不整や意識障害を引き起こすことがあるため、使用量は必ず守りましょう。スコポラミンとヒヨスシアミンという強い毒性成分が含まれています。

イチョウ葉(ギンコウ)

イチョウ葉は血行を改善し、頭皮や脳への血流を促進します。血流が増えることで毛根へ栄養が届きやすくなり、薄毛や抜け毛の改善に寄与するとされています。サプリメントや抽出エキスとして摂取できます。

高麗人参(ジンセン)

高麗人参はストレスに対する適応力を高めるアダプトゲンです。ストレスは抜け毛の大きな要因のひとつであるため、定期的にジンセンを摂取することで毛根からの脱毛を防ぎ、長く健康な髪を保つことが期待できます。千年以上にわたり中国医学で利用され、倦怠感や関節炎の緩和にも効果があります。

当帰(トウキ)

当帰は中国のアンジェリカとも呼ばれ、フィトエストロゲンが豊富です。フィトエストロゲンは男性型脱毛症の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制し、髪の太さと強さを向上させます。ネトルと組み合わせたエキスにすると、さらに効果が高まります。