ソーパルメットエキスとベリーの違いと医療効果

植物

ソーパルメット(学名:Serenoa repens)は、米国南東部の松林などに自生する低木です。高さは60〜270cmで、葉は茎を中心に螺旋状に配置され、鋸歯状の縁が特徴です。地下茎や地面に平行した茎の下には、鋭い葉とヘビが潜むため、野生のベリー採取は危険を伴います。

ベリー

ソーパルメットの果実は卵形で直径約1.3cmのドゥープ(肉質の果実)です。緑色から黒色へ成熟し、クラスター状に成長します。ベリーには脂肪酸、植物ステロール、フラボノイド、高分子多糖類が含まれ、医薬用途のために乾燥されます。

エキス

乾燥ベリーは粉末カプセル、錠剤、液体チンキ、リポソーム抽出物など様々な形で販売されています。製品ラベルで脂肪酸とステロールが85〜95%含まれることを確認しましょう。Maryland Medical Center の推奨は、エキスカプセル160 mgを1日2回です。

違い

乾燥ベリーはそのまま医薬品として販売されますが、エキスはベリーから抽出した濃縮物です。エキスにはカボチャ種子油、亜鉛、ゼラチン、グリセリンなどが添加されることがありますが、乾燥ベリーは純粋にソーパルメットの果実だけです。

医療用途

主に前立腺肥大(BPH)の症状緩和に用いられます。頻尿や夜間頻尿の改善が報告されており、場合によっては前立腺体積の縮小が期待されますが、効果がないとする研究結果もあります。

ハーブ療法 - 関連記事