カモミールの過剰摂取による副作用と注意点

古代エジプト文明にまで遡る千年以上の歴史を持ち、カモミールは健康促進や医療効果を期待して利用されてきました。ドイツやローマ産のカモミールは、ティー、クリーム、軟膏、エキス、カプセルなど様々な形で、鎮静、抗不安、吐き気緩和、不眠症の改善に用いられます。メリーランド大学医学センターによれば、月経痛や消化器障害、筋肉痙攣、皮膚刺激、軽度の感染症の緩和にも使用されます。自然由来のハーブは有益ですが、過剰に摂取すると副作用が現れることがあります。

消化器系への影響

  • Botanical Onlineによると、カモミールを大量に摂取すると胃腸の刺激が起こりやすく、下痢、嘔吐、吐き気が生じることがあります。1日の摂取目安は3〜4回までとされており、これを超えると症状が出やすくなります。メリーランド大学医学センターは、18歳未満の子どもは成人用量の半分以下、5歳以下は1日0.5カップ以下のティーにとどめるよう推奨しています。カモミールは体内に蓄積するため、1回の大量摂取や数日続けた場合に副作用が現れることがあります。消化不良が起きた場合は摂取を中止または減量し、医師に相談してください。

薬剤との相互作用

  • 血液凝固抑制薬、処方睡眠薬、経口抗真菌薬、避妊薬、抗アレルギー薬を使用している方は、カモミールを使用する前に医師に相談すべきです。WebMDによれば、推奨量を超えるカモミールはこれらの薬の効果を低下させたり、正常な薬剤機能を妨げる可能性があります。特にエストロゲンを含む避妊薬と大量または濃縮されたカモミールを同時に摂取すると、薬の効果が減少する恐れがあります。カモミールは累積効果があるため、高用量を長期間続けると薬剤の働きを大幅に阻害することがあります。

流産のリスク

  • 妊娠中の方は、つわりや吐き気を和らげる目的でカモミールティーを飲むことがありますが、濃縮された大量のカモミールは子宮収縮を引き起こし、流産の危険性があります。Herbal Safetyは、FDAがカモミールを「一般に安全と認められる」(GRAS)と位置付けているものの、妊婦は用量を厳守し、医師と相談した上で使用するよう勧めています。

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