バコパハーブの利用方法とは?

バコパ(学名:Bacopa monnieri)は、主に認知機能に関するさまざまな症状の改善を目的として、アーユルヴェーダ医学で広く利用されているハーブです。インドでは全草を粉末にし「ブラムミ」と呼んで使用し、米国ではメタノールで抽出したチンキとして販売されています。副作用はほとんど報告されておらず、子供でも安全とされています。

利点

  • 精神の明晰さ、短期記憶、知能を向上させ、子供のIQスコア上昇が報告されています。
  • ADD/ADHD、焦燥、不安、精神的疲労の緩和と睡眠の質向上に効果があります。
  • 長期使用で全般てんかん発作を最大60%減少させる可能性があります。
  • 過敏性腸症候群や胃潰瘍などの胃腸障害を治療し、ヘリコバクター・ピロリ除菌による胃潰瘍予防・治癒に寄与します。

伝統的使用法

  • アーユルヴェーダでは「ブラムミ」として、収斂剤、下剤、利尿剤、心強剤として利用されます。
  • 糖尿病、消化不良、発熱、喘息、関節炎、気管支炎、さらには精神疾患の治療にも用いられます。

注意点

  • 副作用はほとんどありませんが、軽度の鎮静作用があるため他の鎮静剤との併用は避けてください。
  • 効果は使用開始後3〜9か月で現れ、使用中止後も数週間持続します。

研究

  • 米国・海外でヒト・ラットを対象に多数の研究が実施され、記憶機能・不安低減に有意な効果が確認されています。
  • ラット実験ではストレス・外傷の軽減、胃潰瘍治癒が示され、抗うつ薬と同等の効果も報告されています。

アルツハイマー病・がん

  • バコパの有効成分であるバコサイドは抗酸化作用、神経伝達促進、損傷神経細胞の修復作用を持ち、アルツハイマー病やがん治療への応用が期待されています。

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