火傷の治療に役立つハーブ

火傷は、傷の範囲や深さによっては不快感だけで済むこともあれば、命に関わることもあります。軽度の火傷で医師の診察が不要な場合でも、ハーブを用いることで皮膚の回復を促し、痛みを和らげることができます。ここでは、アロエベラをはじめとした抗菌・抗炎症作用のあるハーブの選び方と、調整・保存・使用のポイントをご紹介します。

調整方法

  • アロエベラ(Aloe arborescens):黄色い液が出ない品種を選び、葉の長辺を切って皮をむき、ゲルをすくい取ります。手袋を着用し、刺に注意してください。ゲルはそのまま火傷部位に塗布します。日焼け用の軟膏を作る場合は、アロエゲルに紅茶(ペコー)とアイリッシュモスを加えて混ぜます。健康食品店やオンラインで販売されている、ハーブ入りのアロエ製品も利用できます。

  • セイヨウヨハギ(St. John’s wort, Hypericum perforatum):アルコールではなくオリーブオイルで抽出します。花だけを容器に入れ、油を注ぎ、窓辺の陽光の下で3週間置き、1日1回軽く振ります。抽出したオイルは冷やしてから火傷に使用します。より粘度のある軟膏にしたい場合は、オイルとミツロウを鍋で温め、セイヨウヨハギの花を加えて混ぜます。

保存方法

  • 多くのハーブは乾燥させ、密閉容器に入れて保存できます。アロエベラのゲルは冷蔵庫で最大1週間保存可能です。セイヨウヨハギの軟膏にはビタミンEを加えると酸化を防げます。

使用方法

  • 調整した軟膏は火傷部位にできるだけ早く塗ります。エキナセアは抗菌作用があり、葉や根を直接塗布するか、ティーやカプセルで内服すると免疫力が高まり、治癒を早めます。コンフリー(Symphytum officinale)の葉を軽く蒸らし、ガーゼで包んで患部に当てる方法も有効です。また、ニンニク(Allium sativum)とタマネギ(Allium cepa)をすり潰してペーストにし、湿布として使用することもできます。

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