ニームの避妊効果と注意点

警告

ニームは米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けていません。避妊効果は現在も研究中で、安全性と有効性の確認が必要です。ニームオイルの使用は、ハーブ専門家の指導のもとで行ってください。ハーブサプリは適切な医療の補助であり、代替ではありません。

医師の監督なしにニームを使用しないでください。『Physician's Desktop Reference』によると、呼吸困難、胸痛、皮膚のじんま疹や発疹などの副作用が報告されています。これらの症状が現れた場合は直ちに医師に相談し、使用を中止してください。子どもは使用すべきではありません。

ニームの概要

ニーム(Azadirachta indica)はインド・西ヒマラヤ山脈原産の樹木で、アフリカやインドネシアなどでも栽培されています。伝統的に感染症、歯周病、気管支炎や喘息といった呼吸器系の疾患の治療に用いられてきました。別名「ペルシア・ライラック」や「聖なる木」とも呼ばれ、粉末、ティー、チンキ(エキス)など様々な形態で摂取できます。チンキはハーブティストがニームの葉や種子をアルコール(主にウォッカや穀物アルコール)に浸して作ります。

霊長類における研究

1996年にニューデリーの国際遺伝子工学・バイオテクノロジーセンターが実施した研究では、ニームオイルを経口投与したニホンザルとボンネットモンキーの早期妊娠が持続的に中止されました。1991年の防衛生理学研究所の調査でも、ニームはサルの精子を殺すことで妊娠を防ぐことが示されています。

マウスに対する実験

マウスの交配後にニームを体内に導入すると、胚の形成が阻害され妊娠が成立しません。1996年にフロリダ大学産科婦人科学部が行った実験では、交尾直後の雌マウスにニームを注射した結果、受精卵の発育が抑制され、妊娠率が著しく低下しました。

精子毒性(殺精子作用)

ニームに含まれる化合物「NIM-76」は、蒸留抽出により得られる強力な殺精子剤です。1990年の防衛生理学研究所の研究では、NIM-76がラットおよびヒトの精子に対して実験室レベルで顕著な殺精子効果を示すことが確認されました。

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