炎症に効く天然ハーブ

多くの人は炎症が起きたとき、氷やハーブよりもイブプロフェンのボトルを手に取ります。しかし、過剰摂取すると副作用が懸念されます。一方、ハーブは化学成分が少なく副作用も比較的軽いことが多いです。ここでは、炎症を和らげる効果が期待できる代表的なハーブをご紹介します。

注意事項

ハーブはアレルギー反応や、現在服用中の薬との相互作用を起こすことがあります。安全に使用するため、必ず医師や統合医療の専門家に相談してください。

にんにく (Garlic)

にんにくは料理のスパイスとして広く使われていますが、血行促進や痙攣緩和といった治癒効果もあります。血流が改善されることで、炎症部位への酸素・栄養供給が増え、腫れが早く引くとされています。また、腫瘍縮小作用が報告されており、がんによる炎症の軽減にも期待できます。毎日生のにんにくを噛むのが苦手な方は、400 mg のにんにく抽出物カプセルを1日2回摂取するか、料理に多めに取り入れると効果的です。

金砂草 (Goldenseal)

金砂草(Hydrastis canadensis)は米国の湿った草原に自生し、自然抗生物質として利用されています。抗炎症・抗感染作用により、目の炎症や皮膚の炎症・感染に有効です。金砂草、カモミール、ローズウォーターを配合したアイローションや、金砂草入りの外用ローションが市販されています。内服の場合は1日1回4 g のカプセルを摂取しますが、連続使用は2週間を超えないようにしてください。

リコリス (Licorice)

リコリスはコルチゾンに似た抗炎症作用を持ちますが、副作用は少ないとされています。抗アレルギー・抗関節炎・抗炎症効果があり、特に呼吸器系や胸部の炎症に有効です。1回200 mg を1日3回の摂取が目安です。ただし、血圧を上げる成分が含まれるため、高血圧の方は使用を避け、可能な限り脱グリチルリジン化リコリス(DGL)を選んでください。

カモミール (Chamomile)

カモミールは神経を落ち着かせる効果で知られていますが、炎症緩和にも役立ちます。神経痛、関節炎、筋肉痙攣、リウマチ性疼痛、さらには火傷後の炎症した皮膚にも効果があります。カモミールティーとして飲むか、カモミール配合のローションやクリームを外用すると良いでしょう。

購入先

ハーブは自然食品店やオンラインショップで入手できます。できるだけ地元の店舗で購入し、店員に相談しながら新鮮で有機栽培のものを選びましょう。

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