血糖値を下げるサプリメントの選び方
糖尿病や血糖値の乱高下に悩む方は、ドラッグストアで手に入るサプリメントを活用して血糖コントロールを補助できる場合があります。これらは病気を根本的に治すものではありませんが、血糖の安定や合併症のリスク低減に役立つことがあります。個人差があるため、すべての人に同じ効果が期待できるわけではありませんが、以下の3つのサプリは比較的有望とされています。
クロム(クロムピコリネート)
糖尿病患者はインスリンに対する細胞レベルの感受性が低下しがちです。クロムは体内のミネラルで、クロムピコリネートを補給するとインスリン受容体の働きが改善され、血糖が安定しやすくなると報告されています。研究によると、糖尿病患者は非患者に比べて血中クロム濃度が低いことが多く、サプリで補うと血糖の上昇を抑えるだけでなく、変動幅も小さくなる可能性があります。
サラシア・オブロンガ
インドやスリランカ原産のハーブ、サラシア・オブロンガの抽出物は、処方薬と同等の血糖降下効果があるとオハイオ州立大学の研究で示されました。1,000 mgのハーブ抽出物に、マルトデキシンという多糖類を含む液体サプリを組み合わせると、血糖が最大で約29%低下したと報告されています。また、血糖耐性の低下が糖尿病へ進行するのを抑制する可能性も示唆されています。副作用としてはガスが増えることや軽度の胃腸不快感が報告されていますが、重大な副作用は確認されていません。
亜鉛
近年の研究で、糖尿病患者に亜鉛欠乏が見られることが分かっています。ただし、効果に関するエビデンスは一致しておらず、さらなる検証が必要です。特に1型糖尿病(インスリン依存型)では亜鉛サプリが血糖コントロールに悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。一方、2型糖尿病(インスリン非依存型)では適量の亜鉛が有益と考えられ、1日30 mg以下が推奨されています。亜鉛はサプリだけでなく、牡蠣、サーディン、ラム肉、くるみ、アーモンドなどの食品でも摂取可能です。
※サプリメントは医師や管理栄養士と相談の上、適切な量とタイミングで使用してください。
