中国薬草の種類と活用法
古代の伝説によれば、薬草医学の起源は農耕の神・神農に遡ります。神農は1日70回もの毒草や薬草を摂取し、その効能を人々に伝えるために自らを犠牲にしました。中国薬草は最古の医療体系のひとつで、現在ではほぼすべての疾患に対応できるように発展しています。2000種以上に及ぶ薬草を分類し、目的に合ったものを見極めることが、効果的な治療への第一歩です。
中国薬草の四つの大分類
薬草はその多様な作用を整理するために、次の四つの観点で分類されます。
- 四つの「性」:寒・涼・温・熱
- 五つの「味」:酸・甘・辛・苦・鹹(しお)
- 四つの「帰」:血・気・津液・精
- 経絡(ツボ)への帰属
中国薬草の20の機能別クラス
2000種以上の薬草は、主な機能に基づいて20のカテゴリーに分けられます。代表的な分類は以下の通りです。
- 発汗を促す薬草
- 体内の余熱を除去する薬草
- 寒冷感を和らげる薬草
- 体内の湿気を排除する薬草
- 嘔吐を誘発する薬草
- 腸の蠕動を促す薬草
- 消化を助ける薬草
- 咳を抑える薬草
- 血液を調整する薬草
- 意識回復を助ける薬草
- 不随意運動を止める薬草
- 欠乏を補う薬草
- 動きを制限・収縮させる薬草
- 寄生虫を駆除・破壊する薬草
- 潰瘍・腫瘍に効く薬草
- 外用に適した薬草
- リウマチを和らげる薬草
- 乾燥症状を潤す薬草
- エネルギー(気)を調整する薬草
- 不安感を軽減する薬草
代表的な中国薬草
数多くの薬草がある中で、比較的入手しやすく、広く利用されているものがあります。
- 生姜(ショウガ)― 消化促進や吐き気の緩和、肺の浄化に効果があります。
- 甘草(カンゾウ)― 処方全体の効果を高めるとともに、さまざまな薬剤の調整剤として用いられます。
詳しい薬草リストや使用例は、鍼灸・中国医学の専門サイトをご参照ください。
