コンフリーの危険性とは?

コンフリーは古くから消化器系の不調や骨折の治癒に用いられてきたハーブです。近年、その中に含まれる化学成分が肝臓に有害であることが指摘され、使用に対する懸念が高まっています。多数の研究により、コンフリーに含まれるピロリジジンアルカロイド(PA)系化合物が肝障害や発がんのリスクをもたらすことが確認されています。

コンフリーとは

ピンク、白、青、紫の鐘形の花を咲かせる多年草です。根は外側が黒く、内部は白く多肉質で、形はカブに似ています。高さは約60〜150センチメートルに成長し、春から夏にかけて葉を5回ほど収穫できます。ヨーロッパ(特にイギリス)や西アジア原産で、北米でも栽培されています。堆肥の肥料としても利用されるほど増殖力が強いのが特徴です。

毒性

1960年代以降、コンフリーに肝臓毒性を持つピロリジジンアルカロイド(PA)が含まれることが明らかになりました。これらは肝障害、癌、最悪の場合死に至る可能性があります。2001年7月に米国FDAは内部使用を禁止し、同様にイギリス、カナダ、ドイツ、オーストラリアでも販売が禁止されています。一部では、1978年の日本の研究「Symphytum Officinale の発がん活性」に対し、ラットへの高用量投与が人間に当てはまらないとして批判がありますが、以降の研究でも同様の有害性が確認されています。

がんとの関連

コンフリーに含まれるラシオカルピンはPA系の肝毒性・発がん性物質です。肝細胞のRNA・DNA合成を阻害します。1978年の実験では、ラットに体重の何倍もの量を1.5〜1.75年にわたり摂取させた結果、すべてのラットで良性腫瘍(腺腫)が発生し、まれに血管肉腫(ヘモアンジオサルコーマ)も認められました。対照群では腫瘍は見られませんでした。

肝臓疾患

PAは肝細胞を通常の3倍に肥大させ、肝臓のうっ血や静脈閉塞を引き起こします。また、ビタミンAの代謝を阻害し、血中濃度を低下させます。ビタミンAは視覚、皮膚、骨、免疫機能に不可欠です。

結論

コンフリーの内部摂取は健康リスクが高く、使用は推奨できません。ほぼすべての研究が1978年の結果と同様に、発がん性と肝毒性を示しています。外用に関しては、未破損の皮膚に対する湿布としては安全とされています。コンフリーは創傷治癒に有効なアラントインを含みますが、外用でも1日あたり10マイクログラム以下のPAに抑える必要があります。

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