シラミ対策の自然療法
シラミは特に学童期の子どもに多く、帽子やくしの共有で広がります。家族間でも感染が伝わることがあります。成虫は宿主の頭部に最大30日間寄生し、雌は100個以上の卵(ニット)を産みます。早期に対処すれば感染拡大を防げます。市販の殺虫剤もありますが、植物を使った代替療法も効果が期待できます。
ニーム(Azadirachta indica)
インド原産の大型樹で、葉や種子に害虫を寄せ付けない成分が含まれます。米国では有機農家向けの無毒農薬の成分として使用されています。ニームはターメリックと組み合わせるとシラミ駆除に有効とされています。
ターメリック(Curcuma longa)
ターメリックは害虫除去に効果があるとされています。ハーバリストのJames A. Dukeは、ニーム葉を4部、ターメリック根粉を1部の割合でペーストにし、頭皮に塗布して乾かし洗い流す方法を報告しています。さらに、衣類や寝具を毎日沸騰させることで再感染を防止し、3〜15日で98%の被験者がシラミから回復したとしています。
スイートフラッグ(Acorus calamus)
湿地帯に自生するイネ科の植物で、別名カラミスです。根を乾燥させ粉末にし、ペーストや湿布にして頭皮に塗布するとシラミを殺すと伝えられています。ただし、米国食品医薬局(FDA)は1968年に大量摂取で幻覚作用があるとして使用を禁止しました。現在は一部の国で許可されています。
ティーツリー(Melaleuca spp.)
ティーツリー精油は寄生虫に対して有効とされています。ハーバリストのNon Shawは、シャンプー後のすすぎ水に5〜10滴のティーツリーオイルを加える方法を提案しています。精油は飲用できませんので、皮膚刺激が出た場合は直ちに使用を中止してください。
スターアニス(Illicium verum)
Dr. Duke は、スターアニスの精油が疥癬、シラミ、ベッドバグに有効と述べています。少量を患部に塗布することで害虫の駆除が期待できます。
注意事項
本記事の情報は一般的な知識提供を目的としており、医療的助言ではありません。治療や診断に関しては、必ず資格のある医療従事者に相談してください。
