塩で目のトラブルを解消する方法

塩は大量に摂取すると体に害を及ぼすことがありますが、正しく使用すれば薬としての効果があります。外用としては防腐剤や消毒剤として働き、創傷の乾燥や皮膚疾患の消毒、腫れの軽減に役立ちます。紀元前1600年のエジプト人にまで遡り、古代ギリシア・ローマの医療でも言及されています。19世紀に入って温泉療法の一部として塩の治癒効果が科学的に検証されました。

生理食塩水の購入と使用方法

目のトラブルには、目カップと市販の滅菌生理食塩水を使用します。生理食塩水は塩化ナトリウムと蒸留水を混合したもので、自然な涙に近い成分です。目に入った異物や塩素水・大気汚染による刺激を洗い流し、鎮静させます。

  • 目の周囲や眼球に切り傷や裂傷がある場合は使用しないでください。
  • 開封後は汚染の可能性があるため、メーカーの指示に従って使用し、コンタクトレンズ装着中は絶対に使用しないでください。

自宅でできる塩水アイケア

目がかゆい、刺すような痛み、砂粒感、粘り気、赤みが続く場合は、以下の手順で自宅療法を試してください。

  1. 水半カップを沸騰させ、火から下ろす。
  2. 沸騰した水に小さじ1の海塩を加えて完全に溶かす。
  3. 液体を常温またはぬるま湯程度に冷ます。
  4. 綿球を塩水に浸し、閉じたまぶたに優しく拭きかける。
  5. 30分おきに2時間続けて実施する。結膜炎や腫れ、膿ができた場合にも有効です。
  6. 効果を高めるため、翌日も同様に行う。

副鼻腔症状と目のかゆみへの塩水鼻用ドロップ

副鼻腔炎が原因で目が赤くかゆい場合は、鼻用塩水ドロップで粘膜を開き、目の症状を緩和します。

  1. 水8オンス(約240ml)を沸騰させ、火から下ろす。
  2. 海塩小さじ1と薬局で入手できる液体グリセリン大さじ1を加えて混ぜ、ぬるま湯にする。
  3. 滅菌された点滴用スポイトで、各鼻腔に10滴ずつ滴下する。頭を後ろに傾けて全鼻腔に行き渡らせる。
  4. 1日数回繰り返す。
  5. 即効性の目のかゆみ緩和には、上記の塩水アイケア(綿球での塩水拭き取り)を併用すると効果的です。

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