痔の自然な家庭療法
痔(いぼ、痔核)は肛門周辺の血管が腫れ、炎症を起こす不快な状態です。妊娠中や長時間座り続ける人に多く見られますが、自然な家庭療法で症状を和らげることができます。
伝統的なシッツバス
シッツバスは痔の代表的な家庭療法です。浅いぬるま湯に肛門周辺が浸るように座り、1回約15分、1日数回行います。痛みが強い場合はしゃがんで入ると楽です。湯は肛門を覆う程度(約10cm)で十分です。水だけでも効果がありますが、塩、重曹、ラベンダーなどを少量加えるとさらに鎮静効果が期待できます。腫れがひどいときは冷水を使うと効果的です。石鹸は入れないでください。トイレ用のシッツバスキットも市販されています。
サイリウム(プシリウム)
硬い便が痔の主な原因です。食物繊維が不足しがちな人はサイリウムを取り入れると便が柔らかくなり、排便が楽になります。朝食時にティースプーン1杯を水1杯で混ぜて飲み、1週間続けます。2週目以降は昼食時にも同様に摂取し、最終的に1日3回まで増やします。摂取中は必ず十分な水分を取ることが重要です。
痔に効く食べ物
痔の痛みを和らげる食材として、濃い緑色の葉野菜やサツマイモが有効です。出血がある場合はリマ豆が適しています。ブラックベリー、チェリー、ブルーベリーなどのベリー系ジュースは血管を強化し、腫れの軽減に役立ちます。
妊娠中の対策
妊娠中に痔で悩む方は多いです。医師の推奨として、4〜6時間ごとに左側臥位で約20分間横になると、下半身の主要な静脈への圧迫が軽減されます。
症状が改善しない場合は医師に相談してください。
