ワームウッド喫煙の影響と副作用

ワームウッド(Artemisia absinthium)は北米やヨーロッパに自生するハーブで、リキュール「アブサン」の主要成分として知られています。肝臓や腎臓の疾患治療、腸内寄生虫除去、毒素の中和などの民間療法に利用されることがありますが、喫煙すると有害な副作用が報告されています。

神経への影響

ワームウッドに含まれるチュジョンは、特に高用量で脳や肝臓の細胞に毒性を示すとされています。液体の油やアルコール飲料として摂取した場合、依存性が生じ、脳損傷、痙攣、最悪の場合死に至ることがあります。また、中枢神経に影響し、不安感や不眠を引き起こすことも報告されています。

腎臓・肝臓への影響

ワームウッドは腎臓や肝臓の病気の治療に用いられることがありますが、逆に損傷を招くケースもあります。New England Journal of Medicine によれば、エッセンシャルオイルの摂取で腎不全を起こした例が報告されています。喫煙の場合は摂取ほど急性の影響は少ないものの、大量を吸入すると肝臓や腎臓の細胞にダメージを与える可能性があります。

筋肉への影響

チュジョンは筋肉の収縮や痙攣を引き起こすことがあります。胃腸の平滑筋が刺激されるほか、妊娠中の女性が使用すると子宮収縮を誘発し、流産リスクが高まります。また、震えや筋肉崩壊(ミオリシス)を引き起こすことも報告されています。

アレルギー反応

ワームウッドはハナムグラやデイジーと同じ科に属するため、これらの植物にアレルギーがある人は喫煙時に蕁麻疹や花粉症様の症状が出ることがあります。

その他の副作用

長期間にわたり過剰に喫煙すると、めまい、頭痛、嘔吐、眩暈(ふらつき)などの症状が現れることがあります。

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