全身骨スキャンとは?
核医学骨スキャンは、血流に注入した放射性トレーサーが骨に集まり、骨代謝の異常を検出する検査です。腫瘍、骨折、感染症などを高感度で評価できます。
この検査が行われる理由
- 乳がん、腎臓がん、甲状腺がん、前立腺がんなど、骨に転移しやすいがんの経過観察。
- 関節リウマチや関節感染、人工関節置換術後の評価。
- 原因不明の骨痛がある場合の診断。
注射について
腕の静脈に放射性核種(ラジオヌクレオチド)を注射します。この物質は骨組織に取り込まれやすい特性を持っています。
注射後の過ごし方
検査後3〜4時間は自由に歩行や座位が可能です。大量の水分を摂取し、頻繁に排尿することで膀胱に放射性物質がたまらないようにします。
スキャン中の流れ
背中に仰向けで横たわり、できるだけ動かずに待ちます。ガンマカメラが対象部位に設置され、頭から足先まで順に撮影されます。全体で約1時間程度です。
スキャン後のケア
再度大量の水分を摂取し、体内の放射性物質を速やかに排出します。ほとんどは24時間以内に体外へ消失します。
