アレルギー反応のサインと症状
アレルギーとは、花粉やピーナッツなど、通常は無害な物質に対して体が過剰に反応することです。免疫システムがそれらを侵入者と誤認し、抗体を産生して戦う結果、軽い不快感から命に関わる症状までさまざまな症状が現れます。メイヨークリニックによると、主な原因は吸入性アレルゲン、食品、昆虫、医薬品などです。
呼吸器系の症状
- ヒスタミンが放出されると、気道の平滑筋が収縮し、喉や気管、肺への空気流が狭くなります。そのため、息苦しさ、喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難が起こります。また、毛細血管の透過性が上がり鼻水が出やすくなります。鼻づまり、くしゃみ、咳嗽も一般的です。
消化器系の症状
- ヒスタミン受容体の刺激で胃酸分泌が増加し、消化不良を引き起こします。食物アレルギーの代表的な症状として、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛があります。特に下痢は1日3回以上の水様便が続き、腸の痙攣を伴うことが多いです。
皮膚の症状
- かゆみはアレルギー反応の基本的な症状で、目や鼻、喉だけでなく皮膚全体に現れます。ヒスタミンにより毛細血管の透過性が上がり、血漿が皮膚の細胞間に漏れ出すことで、じんま疹(蕁麻疹)や腫れが生じます。食物、薬剤、昆虫刺傷に対するアレルギーでよく見られます。
その他の重篤な症状
- アナフィラキシーは急速に進行する重篤な全身性アレルギー反応で、曝露後30分以内に症状が出ます。赤くかゆい発疹(蕁麻疹)、気道や体の部位の腫れ、胸部圧迫感、喘鳴、めまい、意識消失、声がかすれるなどが見られます。これらの症状が現れたら直ちに救急車(911)を呼び、緊急医療を受けてください。
