副鼻腔が原因の目の痛みと対処法
概要
副鼻腔は目のすぐ後ろに位置し、炎症や感染が起こると粘液が過剰に分泌され、空洞が拡大して目の奥に圧力がかかります。この圧力が眼球や眼窩の神経を刺激し、眼の痛みや違和感を引き起こします。免疫力低下、アレルギー、ウイルスや細菌感染が主な原因です。
治療法
軽度の炎症や鼻詰まりが原因の場合、市販の鼻詰まり解消薬(デコンジェスタント)で圧力を軽減し、イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で痛みを抑えます。感染が疑われる場合は、医師の診断のもと抗生物質を処方してもらい、併せてデコンジェスタントとNSAIDsを使用します。心臓疾患がある方はNSAIDsの使用を医師に相談してください。
予防策
鼻詰まりの初期症状を感じたら、早めにデコンジェスタントを使用して鼻腔の腫れを防ぎます。アレルギー体質の方は、花粉やハウスダストを避け、定期的に鼻洗浄を行うと効果的です。症状が改善しない場合は速やかに医師の診察を受け、感染の有無を確認しましょう。
合併症
副鼻腔感染が放置されると、痛みが長引くだけでなく、感染が中耳、喉、さらには脳へ広がるリスクがあります。重症化した場合は入院が必要となり、強力な抗生物質による治療が行われます。痛みが数日以上続く場合は必ず医師に相談してください。
見分け方
眼瞼を軽く押したときに痛みが増す、または圧迫感がある場合は副鼻腔の炎症が考えられます。倦怠感や眠気を伴うこともあり、感染が原因の場合は発熱、寒気、頭痛が併発します。これらの症状が見られたら、早めに医療機関を受診しましょう。
