猫アレルギーの対策方法と緩和策
猫はかわいらしいですが、残念ながらアレルギーを引き起こす人もいます。メイヨークリニックによると、アレルギーの原因は猫の毛ではなく、猫が分泌するたんぱく質です。猫アレルギーを完全に防ぐには猫と距離を置くのが最も確実ですが、生活環境に猫がいない場合でも衣類や家具にアレルゲンが付着して症状が出ることがあります。ここでは、猫がいなくてもできる対策と症状緩和法をご紹介します。
薬物療法
- 抗ヒスタミン薬:鼻水やくしゃみを抑える効果があります。市販のものから始め、効果が不十分な場合は医師に相談して処方薬を使用します。
- 去痰薬・鼻づまり解消薬(デコンジェスタント):鼻粘膜の腫れを縮小し、呼吸を楽にします。抗ヒスタミン薬と組み合わせた製品もあります。
- ステロイド点鼻薬:炎症を抑えて症状を和らげます。経口ステロイドに比べ副作用が少なく、処方箋が必要です。
鼻洗浄(ネータリック)
食塩水で鼻腔を洗い流す「鼻洗浄」は、くしゃみや鼻づまり、後鼻漏を軽減します。薬局で販売されているネータリックキット(ネーティポットやバルブシリンジ)を使うと手軽に実施できます。
免疫療法(アレルゲン免疫療法)
免疫療法は、少量の猫アレルゲンを定期的に注射することで、免疫系が過敏にならないように訓練します。最初は週1〜2回の注射で、徐々に投与量を増やし、6か月ほど続けます。治療終了後は、4週間ごとにメンテナンス注射を5年程度続けます。効果が期待できない他の治療法が効かない重症例に主に用いられます。
上記の方法は、症状の程度や生活スタイルに合わせて組み合わせることが可能です。医師と相談しながら最適な対策を選び、快適な生活を取り戻しましょう。
