仙腸関節炎が引き起こす尿失禁

仙腸関節(仙腸関節)は、背骨と骨盤をつなぐ関節です。この部位を通る神経は、脚や骨盤内臓器の感覚を脊髄へ伝えます。感染症、妊娠、変性椎間板疾患、外傷などが原因で仙腸関節が炎症(仙腸関節炎)を起こすと、神経が慢性的に圧迫され、尿失禁などの症状が現れることがあります。

事実

  • 仙腸関節は背骨と骨盤をつなぎ、脚や骨盤臓器からの神経が通過します。

症状

  • 仙腸関節炎は腰部や仙腸関節周辺の痛み・こわばりを伴い、痛みが片側または両側の脚に放散(坐骨神経痛様)したり、歩行時に跛行が見られることがあります。これらは神経圧迫による信号伝達障害が原因です。

診断

  • 医師は足を動かしながら仙腸部を圧診し、痛みの部位を確認します。また、X線検査や血液・関節液の検査で感染や炎症の有無を調べます。

治療

  • 慢性的な尿失禁の管理としては、摂取水分の調整やトイレの利用計画(定時トイレ)を行います。必要に応じて、抗利尿ホルモン製剤で尿生成を抑えることもあります。

注意点

  • 坐骨神経痛や筋肉の緊張、椎間板ヘルニアと誤診されると適切な治療が遅れ、神経圧迫が長期化し尿失禁のリスクが高まります。

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