腰の筋肉痙攣:原因と冷温療法

怪我による痙攣

筋肉が怪我を受けると、筋内の神経細胞が脊髄を通じて脳に損傷を伝えます。アルファ運動ニューロンが「保護のために筋肉を収縮させよ」という信号を出すため、筋肉が過度に収縮し痛みが生じます。根本的には、痛みの原因である怪我そのものの治療が重要です。

ストレスによる痙攣

ストレスがかかると、体は備えとして全身の筋肉を緊張させます。背中に緊張が蓄積すると疲労し、痙攣を引き起こします。この場合、氷で初期の痛みを鎮め、温熱で筋肉をゆるめると効果的です。温熱は心理的なリラックス効果もあり、ストレス軽減につながります。マッサージも併用すると良いでしょう。

過度使用による痙攣

筋肉が過度に使われると、アクチンとミオシンが過剰にカルシウムを放出し、筋繊維が滑り続けて収縮したままリラックスできなくなります。時間をかけて温熱やマッサージで血流を促すと回復します。突然の痙攣で、重いものを持ち上げた直後などは筋繊維が損傷している可能性があるため、まずは氷で炎症を抑え、20分ほど経過したら温熱で血流を促しましょう。

痙攣への対処法

  • 軽いストレッチで緊張した筋肉を伸ばす。
  • ストレッチ前後に温熱を当てて筋肉の緊張を和らげる。
  • 赤みや熱感がある場合は氷で炎症を抑える。
  • カルシウムやマグネシウムなど、神経と筋肉の働きを助ける栄養素をサプリで補う。

病理と受診の目安

激しい痙攣が続く場合は、重篤な疾患が潜んでいることがあります。パーキンソン病などの神経疾患でも痙攣が起こります。数日経っても痛みが改善しない場合は、医師の診察を受け、必要に応じてジアゼパム(バリウム)などの処方薬による筋弛緩を検討してください。

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