腰痛の種類を見分ける方法
医師はもはや「腰痛」をすべての症状の総称として扱いません。急性と慢性に分け、原因や症状に応じた対処が必要です。痛みがいつ、どこで現れたかを意識することから、正しい診断への第一歩が始まります。
腰痛を識別する8つのポイント
-
ステップ1:急性か慢性かを判断
最近怪我をしたかどうかを確認し、痛みがその直後に出た場合は急性腰痛の可能性が高いです。
-
ステップ2:ヘルニア性の急性痛か
脚にしびれや痛みが走る場合、椎間板ヘルニアが原因の急性腰痛と考えられます。
-
ステップ3:骨折の可能性
60歳以上で関節炎を抱えている人が、突然激しい腰痛を感じたら頚椎や腰椎の骨折が疑われます。
-
ステップ4:筋痙攣かどうか
前かがみや座位など特定の動作で痛みが出る場合は、筋肉の痙攣が原因です。
-
ステップ5:1年以上続く慢性痛
間欠的に1年以上続く痛みは、脊椎すべり症(すべり症)や関節炎(脊椎症)に起因することがあります。
-
ステップ6:泌尿器系の症状の有無
発熱、尿に血が混じる、片側の腰痛、排尿時の灼熱感がある場合は腎盂腎炎や腎結石が疑われます。
-
ステップ7:関節炎型の慢性痛
朝起きたときに背中がこわばり痛む場合、関節炎や強直性脊椎炎の可能性があります。
-
ステップ8:脊柱管狭窄症のチェック
腰部が中心で、脚に放散する痛みがある場合は、慢性腰痛の一種である脊柱管狭窄症と考えられます。
