脊髄減圧とは何か?
定義
脊髄減圧は、背部や頸部の痛みを軽減するための治療法で、外科的手術と非外科的(非侵襲的)手法の2種類があります。どちらも椎間板が神経を圧迫している状態を緩和し、神経と椎間板を正常な位置に戻すことを目的としています。
手順
外科的脊髄減圧は、圧迫している椎間板の一部を切除する手術です。
非侵襲的脊髄減圧は、コンピュータ制御の牽引装置で背骨をやさしく引っ張り、椎間板と神経を自然に再配置させます。治療は複数回のセッションで行われ、薬剤や手術は不要です。
対象となる患者
慢性的な背部・頸部の痛みで、椎間板が神経を圧迫していると診断された方が主な対象です。椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などが典型的です。しびれ、鋭いまたは鈍い持続的な痛み、腕や脚の脱力感などが症状として現れます。
メリット
非侵襲的脊髄減圧は、治療費が比較的低く、約20回のセッションで完了します。薬物療法や理学療法、カイロプラクティック、手術に比べて総費用が抑えられ、痛みも少なく、副作用もほとんどありません。
外科的脊髄減圧は費用が高く、リスクも伴いますが、他のすべての治療が効果を示さない場合に唯一の選択肢となることがあります。
注意点
すべての圧迫性神経痛患者に効果があるわけではありません。適応を判断するために、レントゲンやMRIなどの画像診断と詳細な検査が必要です。
