坐骨神経痛の主な症状
坐骨神経は、腰椎の神経根から始まり、臀部や大腿部上部を通って足へと伸びます。坐骨神経が損傷または炎症を起こすと「坐骨神経痛(坐骨神経炎)」と呼ばれる症状群が現れます。主な原因は椎間板ヘルニア、直接的な外傷、骨盤部の外傷などです。症状は比較的局所的で、早期に医療機関を受診すれば把握しやすいです。
腰部の痛み
坐骨神経痛で最も一般的な症状は、腰部の深い痛みです。痛みは片側に限られることが多く、鋭い痛みや鈍い痛みとして感じられます。
痙攣・灼熱感
大腿部上部に間欠的な痙攣や灼熱感が生じることがあります。これらは神経が刺激されることで起こります。
しびれ感
脚や臀部に「ピリピリ」や「針が刺さる」ようなしびれ感が現れます。感覚が鈍くなることもあります。
筋力低下・感覚麻痺
脚の筋力が低下したり、感覚が麻痺したりします。重症例では歩行が困難になることがあります。
足裏・ふくらはぎの感覚変化
稀に、足裏やふくらはぎに感覚の変化が現れます。感覚が鈍くなる、または異常な感覚が生じることがあります。
臨床試験の結果
坐骨神経痛は一般的な疾患ですが、2006年に実施された臨床試験では、確実に効果があると証明された治療法は見つかっていませんでした。
