腰痛緩和に効くマッサージの手順とポイント
準備
クライアントにうつ伏せでテーブルに横になってもらい、足先を少し上げられるようにテーブル端に枕を置きます。施術中は圧の加減を随時確認し、快適さを保つことを伝えます。
軽いエフルラージ(軽擦)
エフルラージは長く滑らかなストロークで、筋肉を温め、ローションやオイルを全体に広げます。最初は軽い圧で肩の上部から手のひらを使い、背骨の両側へ下ろし、仙骨まで行きます。その後、手を戻しながら背全体を覆うようにします。
肩と肩甲骨
筋肉が柔らかくなったら、片側ずつ「ペトリサージュ」(こねる動作)で首から肩にかけての筋肉を緩めます。指先で円を描くように肩甲骨と脊椎の間の筋肉をマッサージします。
脊椎の側面
背骨の左右の筋肉は硬くなりがちです。指や親指で骨に直接圧をかけず、筋肉に沿って下向きにストロークします。間隔を置きながら縫い合わせるようなリズムで動かすと効果的です。
腰部(下背部)
腰部は緊張がたまりやすい部位です。エフルラージで背骨の横側に手のかかとを置き、テーブル方向へ軽く滑らせます。反対側でも同様に行い、最後にやや深めのストロークで腰の下部まで行きます。
マッサージの仕上げ
全体の手順が終わったら、再度軽いエフルラージで全身をゆっくりと撫でます。クライアントには、テーブルから起き上がる際はゆっくりと行い、血流が頭に集中しすぎないよう注意を促します。
