椎間板ヘルニアと椎間板破裂の違い
椎間板の基礎
椎間板は隣接する椎骨の間にあり、衝撃を吸収するクッションの役割を果たします。各椎間板は外側が硬い繊維輪(線維軟骨)で構成され、内部にはゲル状の核髄核(ヌクレウス・プルポサス)が含まれています。
ヘルニア(椎間板破裂)
椎間板ヘルニア(破裂)とは、線維輪にひびが入って内部の核髄核が外へ突出した状態を指します。ヘルニア、破裂、脱臼した椎間板はすべて同じ状態を意味します。
椎間板の膨隆
膨隆した椎間板は、椎間板が本来の位置から外側へ膨らんでいる状態ですが、線維輪は破れていません。したがって、ヘルニアとは区別されます。
治療法
メイヨークリニックによると、椎間板ヘルニアの治療には以下のような選択肢があります。
- 疼痛緩和のための薬物療法
- 冷却・温熱療法
- 電気刺激療法
- 装具(ブレース)使用
- 水治療(ハイドロセラピー)
- 牽引療法
- ストレッチや柔軟体操
- 腰部安定化エクササイズ
- 有酸素運動
- 手術(症状が重度の場合)
専門家の見解
メイヨークリニックは「ヘルニアの治療は一律に決められたものはなく、患者さんの症状、生活への影響、痛みの程度に応じて最適な方法を選択すべき」と述べています。
