椎間板の痛みを和らげる方法
背骨の椎間板は柔らかくジェル状で、スポーツ傷害や自動車事故、転倒、加齢により破裂やヘルニアを起こしやすいです。損傷した椎間板の痛みは、活動的な生活を制限し、座りがちになる原因となります。治療は安静から手術までさまざまです。背中の怪我をしたら、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。
安静
脊椎と椎間板は驚くほどの回復力があります。タックルでヘルニアになったサッカー選手や、交通事故で負傷した人は激しい痛みを感じます。場合によっては、24〜48時間できるだけ動かさずに安静にするだけで、ヘルニアの症状が大幅に改善し、楽になることがあります。
氷と温熱療法
背中の怪我後は、できるだけ安静にしながら氷と温熱を交互に行います。1時間ごとに患部に直接氷を15分当て、2時間ごとに温熱パッドを15分当てます。この冷・温交代は血流を回復させ、椎間板損傷による痛みを抑える効果があります。
抗炎症薬・鎮痛薬
交通事故などで急性の背中の怪我をした場合、医師は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛薬を処方することがあります。椎間板損傷は坐骨神経痛(医学的には根性症)として、痛みが脚や体の他部位に放散することがあります。抗炎症薬は損傷部位と放散した痛みの両方を和らげ、足や脚の機能低下を防ぐことが期待できます。
硬膜外ステロイド注射
非ステロイド性抗炎症薬が効果を示さない場合、医師は破裂した椎間板付近に硬膜外ステロイド注射を行うことがあります。約50%の椎間板損傷患者で痛みが軽減し、効果は2週間から4か月続くことがあります。
手術
他の治療で痛みが軽減せず、足の動きや筋力に支障が出る場合は手術が検討されます。近年、椎間板手術は大きく進歩し、多くの神経外科医が外来でヘルニア修復や破片除去を行えるようになっています。
