側弯症に用いるブレースの種類

概要

側弯症は背骨が異常に曲がる状態で、重度になると強い背中の痛みを伴うことがあります。治療法は主に手術と装具(ブレース)による矯正の二つです。

側弯症の現状

側弯症は人口の約2〜3%、すなわち米国だけで約9〜10百万人が罹患しています。背中の輪郭が左右に曲がって見えるため、体が片側に傾いているように見えることがあります。装具には大きく分けて3種類が一般的に使用されています。

ボストンブレース(Thoraco‑Lumbo‑Sacral Orthosis)

ボストンブレースは主に成長期の子どもに用いられる装具で、患者の体型に合わせてプラスチックで成形されます。背面のベルクロで締め付け、背骨に対して適切な圧力点を与えることで、曲がりを矯正しやすくします。

チャールストンベンディングブレース

チャールストンブレースは夜間や一定時間だけ装着するタイプです。背骨のカーブを「過矯正」させることで、日中の姿勢改善を目指します。20〜35度の側弯に対して推奨されます。

ミルウォーキーブレース(Cervico‑Thoraco‑Lumbo‑Sacral Orthosis)

ミルウォーキーブレースは胸椎から腰椎までの中部背部の側弯に使用されます。1945年に開発された最初の装具で、プラスチック製の骨盤パーツと首輪、そして両側の金属バーで構成されています。現在はより軽量で目立ちにくい新しい装具に取って代わられています。

側弯の主な形態

側弯には主に4つのパターンがあります。

  • 胸部側弯(Thoracic):曲がりの約90%が右側に位置。
  • 腰部側弯(Lumbar):曲がりの約70%が左側に位置。
  • 胸腰部側弯(Thoracolumbar):曲がりの約80%が右側に位置。
  • 二重側弯(Double major):背中の左右両側に曲がりがある。

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