副腎不全(アディソン病)と腰痛
副腎不全(アディソン病)は、副腎が十分な量のコルチゾールを産生できない状態です。コルチゾールはストレス対策や痛み・快適さの調整に重要な役割を果たします。副腎不全では、疲労、体重減少、吐き気、そして腰痛など、さまざまな症状が現れます。
症状
症状は徐々に現れ、主なものは疲労感、体重減少、腰痛、吐き気です。症状がゆっくり進行するため、ストレスや感染症がきっかけで初めて気付くことが多いです。
副腎危機
副腎危機が起こると、激しい腰部痛、嘔吐、脱水、低血圧、意識消失などが現れます。副腎不全患者の約25%が危機を起こすまで医療機関を受診しません。
腰痛の特徴
腰痛は急性で鋭く、耐えがたいほどの痛みになることがあります。痛みは脚や腹部に放散することもあります。
対処と治療
副腎不全は早期に診断し、適切に治療しなければ致命的になる可能性があります。ホルモン補充療法(ステロイド)や代替療法でコルチゾールを補い、痛みや不快感を緩和します。
診断の手がかりとして、腰痛や体重減少に加えて皮膚の暗褐色化(色素沈着)が見られることがあります。医師は血液検査でコルチゾールやACTHの測定を行います。
患者は医療用IDブレスレットやカードを常に携帯し、緊急時に副腎不全であることを周囲に伝えられるようにしましょう。
