姿勢改善エクササイズ
正しい姿勢の重要性
正しいボディメカニクス、すなわち適切な姿勢は、背骨に関連する怪我から回復中の人に特に重要です。正しい姿勢は首や背中の痛みを軽減し、日常の動作で背骨への負担を減らすことができます。姿勢と動作を意識することで慢性的な痛みが大幅に減少します。
背骨の基礎知識
背骨は全部で33個の椎骨で構成され、椎間板が間にあり衝撃吸収と可動性を担います。現代の職場環境は姿勢を保つのに不向きですが、簡単なエクササイズを日中に取り入れることで正しい背骨の配列を促すことができます。
正しい姿勢を作るエクササイズ
コロラド脊椎研究所は「顎引き」と「肩甲骨絞り」の2つのエクササイズを推奨しています。顎引きは、まるでカメが首を甲羅に引き込むように顎を引き、さらに背中側の糸で引っ張られるイメージで首を上に伸ばす動作です。この動作をリラックスした状態で首を後方に倒すことで、上部脊椎と首の位置が整います。作業中に何度でも行えます。
肩甲骨絞りは、肘を後方に引きながら肩甲骨を寄せ、5秒間保持するエクササイズです。背中の筋肉を緩め、長時間のパソコン作業で起こりやすい猫背を改善します。整形外科医ハリー・N・ヘルコウィッツ博士は、顎引きや肩甲骨絞りなどのシンプルなエクササイズが姿勢とボディメカニクスの向上に大きく寄与すると述べています。
持ち上げ時の正しい姿勢
物を持ち上げる際は、背骨への負担が最も起こりやすいので正しい姿勢が不可欠です。背中をまっすぐに保ち、安定した土台を作ります。腰ではなく、股関節と膝を曲げて持ち上げ、腕と脚の筋肉を使って物を持ち上げるようにしましょう。
