ヘモグロビン濃度の上昇とその対策
ヘモグロビンは鉄を含むタンパク質で、赤血球に赤い色を与え、肺から体の各組織へ酸素を運搬します。血液検査で測定できるヘモグロビン濃度が高い(上昇)と、さまざまな疾患と関連しています。
原因
- 心不全、腎疾患、がんなどの慢性疾患
- 肺線維症や肺気腫などの呼吸器疾患
- 真性多血症(ポリシトミア・ヴェラ)などの血液疾患
- 脱水症状(血液が濃縮され、ヘモグロビンが実際より高く測定される)
- 高地に住む人々(酸素濃度が低いため体が補償)
- アナボリックステロイドの使用や喫煙
リスクと症状
- ヘモグロビンが過剰になると血液が粘稠になり、循環が阻害され、組織や臓器への酸素供給が低下します。
- 重度のヘモグロビン上昇は、認知機能の低下や四肢のチアノーゼ(末梢部の青紫色変化)などの症状を引き起こすことがあります。
治療法
ヘモグロビン上昇は基礎疾患の症状であるため、まずは原因となる病気や状態を特定し、根本的な治療を行うことが重要です。
