歩行用キャストの正しい使い方
歩行用キャストは、通常の石膏や繊維強化プラスチック(FRP)キャストに取り付ける靴底タイプと、空気で膨らませるエアキャストの2種類があります。膝下の骨折に対して、一定の体重をかけながら歩行できるため、従来の固定キャストよりも可動域が広がります。米国整形外科医会によれば、軽度の骨折や、重度・複合骨折の最終治癒段階での使用が一般的です。
必要なもの
- 歩行用キャスト(靴底タイプまたはエアキャスト)
- 松葉杖(必要に応じて)
使用手順
- 医師の診断を受ける:自分の骨折に適したキャストかどうかを確認します。体重をかけることが禁じられている場合は使用できません。
- キャストを装着してもよいか医師に判断してもらう:足に合わせて成形するタイプは石膏や繊維強化プラスチックで成形し、エアキャストはベロクロで固定します。医師の補助のもと、適切な締め具合を確認してください。
- 成形キャストを乾燥させる:繊維強化プラスチック製は約1時間、石膏製は1〜3日で完全に乾燥します。乾燥するまで体重をかけないようにしましょう。
- 靴底(ウォーキングソール)を取り付ける:乾燥したキャストの上にソールを置き、ベロクロで足全体をしっかり固定します。
- 正しい歩行を心がけるかかとからつま先へ自然な歩幅で歩きます。キャストは体重を均等に分散するよう設計されているため、通常の歩行で特別な負荷はかかりません。
- 医師の指示に従う:使用頻度や松葉杖の併用、エアキャストの取り外しタイミングなどを守り、長時間の立ち止まりは避けます。
- キャストを清潔に保つ:入浴時はエアキャストを外すか、成形キャストは防水バッグで覆い、水に濡れないようにします。医師が指示した期間は装着を続けてください。
