ブートニエール変形のスプリント作成方法と使用手順

概要

ブートニエール変形は、関節炎(例:リウマチ)や外傷などが原因で、指の近位指節間関節(PIP関節)が屈曲し、遠位指節間関節(DIP関節)が過伸展する状態です。治療法は外科的修復と非外科的固定の2つがありますが、ここでは非外科的に用いるブートニエールスプリントの作り方と使用方法を紹介します。

必要なもの

  • 医療用テープ(電気テープ、マスキングテープなど。セロテープは使用しない)
  • アイスキャンディ棒(ポプシクルスティック)2本(指の長さに合わせて切断または折る)

作成手順

  1. 医師の診断を受け、X線検査で骨折がないことを確認したうえで、スプリントが必要か判断してもらいます。

  2. 1本目のポプシクルスティックを指の裏側、PIP関節に沿って平らに当てます。DIP関節は固定しません。

  3. 2本目のポプシクルスティックを指の表側、同じくPIP関節に沿って平らに当てます。

  4. 医療用テープをスティックと指に対して直交するように巻き、しっかりと固定します。

  5. DIP関節は自由に動かせるようにし、関節の硬直を防ぐために適度に運動させます。

  6. スプリントは医師の指示に従い、通常6週間程度装着し、経過観察を受けます。

骨・関節・筋肉 - 関連記事