ブートニエール変形のスプリント作成方法と使用手順
概要
ブートニエール変形は、関節炎(例:リウマチ)や外傷などが原因で、指の近位指節間関節(PIP関節)が屈曲し、遠位指節間関節(DIP関節)が過伸展する状態です。治療法は外科的修復と非外科的固定の2つがありますが、ここでは非外科的に用いるブートニエールスプリントの作り方と使用方法を紹介します。
必要なもの
- 医療用テープ(電気テープ、マスキングテープなど。セロテープは使用しない)
- アイスキャンディ棒(ポプシクルスティック)2本(指の長さに合わせて切断または折る)
作成手順
医師の診断を受け、X線検査で骨折がないことを確認したうえで、スプリントが必要か判断してもらいます。
1本目のポプシクルスティックを指の裏側、PIP関節に沿って平らに当てます。DIP関節は固定しません。
2本目のポプシクルスティックを指の表側、同じくPIP関節に沿って平らに当てます。
医療用テープをスティックと指に対して直交するように巻き、しっかりと固定します。
DIP関節は自由に動かせるようにし、関節の硬直を防ぐために適度に運動させます。
スプリントは医師の指示に従い、通常6週間程度装着し、経過観察を受けます。
