肩の滑液嚢炎(肩滑液症)の治療と予防法
過度な使用を避ける
肩滑液炎の患者は、できるだけ肩の使用を控えることが重要です。過度な動作は滑液嚢を刺激し、炎症を悪化させます。肩を固定するために、サポーターやスプリントを使用すると回復が促進されます。治癒後は通常の動作に戻れますが、再発しやすいため、常に慎重に使用する習慣をつけましょう。
腫れを抑える方法
炎症を抑えるには、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やステロイド注射が有効です。ただし、薬剤は胃腸障害など副作用があるため、医師の指示のもと使用してください。冷却療法も有効で、氷嚢や冷蔵庫で冷やしたタオルを10〜15分間当てると血流が抑えられ、腫れが軽減します。
再発予防のポイント
治癒後の予防策として、以下を心がけましょう。
- 繰り返しの動作を避け、動作パターンを見直す。
- 肩の柔軟性と筋力を高めるストレッチやトレーニングを行う。
- スポーツセラピストにフォームチェックを依頼し、負担の少ない動作を習得する。
- トレーニングは徐々に負荷を上げ、新しい種目は段階的に取り入れる。
- 十分なウォームアップとクールダウンを実施し、過度な疲労を感じたらすぐに中止する。
細菌感染が疑われる場合
稀に滑液嚢が細菌に感染し、自然治癒が困難になることがあります。この場合は、外科的に膿や余分な液体を排除し、抗生物質で感染を制御します。感染が重篤な場合は、ステロイド注射と併用して炎症を抑えることがあります。
