TopazとPRPによる足根トンネル減圧治療とは?
足根トンネル減圧は、足根トンネル症候群や足底筋膜炎など、足や足首の慢性的な痛みを対象とした比較的新しい治療法です。Topaz(コブレーション)とPRP(血小板濃縮血漿)を組み合わせることで、痛みの緩和と組織の再生を同時に促します。ただし、痛みの根本原因が解消されない場合は、再発する可能性があります。
足根トンネルとは
足根トンネルは、足の骨とそれを覆う線維組織の間にできる狭い空間です。後脛骨神経がこの空間を通っており、歩行やランニング時に足の骨が不適切に動くと空間がさらに狭くなり、神経が圧迫されます。圧迫が続くと神経が刺激され、かかとに激しい痛みが生じます。減圧とは、この空間を拡大して神経への圧迫を取り除くことを指します。
Topaz(コブレーション)
Topazコブレーションは、皮膚に小さな穿刺を行うだけで実施できる外科手術です。特殊なプローブで神経を圧迫している可能性のある瘢痕組織を除去します。切開を伴わないため外科的外傷が少なく、回復が早く、従来の手術に比べて日常生活への復帰が速いのが特徴です。
PRP(血小板濃縮血漿)
PRPは血小板濃縮血漿の略称です。自身の血液約45mlを遠心分離機で処理し、血小板と成長因子を濃縮した液体を作ります。この濃縮液を超音波ガイド下で痛みのあるかかとの部位に注射し、治癒促進と組織再生をサポートします。
TopazとPRPを組み合わせることで、神経圧迫の除去と同時に組織の再生を促す二重のアプローチが可能となり、足根トンネル症候群や足底筋膜炎の治療に有効とされています。
