凍結肩に関わる生体力学の理解
肩の解剖学
- 肩関節は、肩甲上腕関節(グレノホュメラル関節)、胸鎖骨関節、肩峰鎖骨関節の3つの関節から構成されます。
- グレノホュメラル関節は球関節で、凍結肩の主な部位です。
凍結肩とは
- 関節包が肥厚・収縮し、グレノホュメラル関節の可動域が徐々に狭くなる状態を指し、肩が「凍った」ように感じられます。
凍結肩の原因
- 肩の生体力学に関わる要因として、回旋腱板損傷、変形性関節症、骨折、長期の固定や不活動が挙げられます。
- 糖尿病や甲状腺機能低下症などの全身性疾患もリスクを高めます。
凍結肩の治療法
- 非ステロイド性抗炎症薬(例:アセトアミノフェン)やステロイド注射で炎症と痛みを抑えることが一般的です。
- 理学療法は関節可動域回復に不可欠で、受動的・能動的ストレッチや関節運動を組み合わせて行います。
- 症状が重い場合は関節鏡下手術や関節伸展術が検討されます。
早期の診断と適切なリハビリテーションが回復の鍵です。
