乳様突起(マストイド)の主な機能は?

乳様突起(mastoid)は側頭骨の一部で、耳の後方に位置し、ハニカム状の小さな空気細胞で構成されています。以下に主な機能を紹介します。

筋肉の付着部位

乳様突起は側頭骨の下部にある円筒状の突起で、頭部や顎の運動に関わる筋肉の付着点となります。これにより頭や顎の動き、表情が可能です。男性は筋肉が大きいため、突起もやや大きくなる傾向があります。

聴覚と平衡感覚への関与

マストイドは内耳と連続しており、空気細胞が中耳とつながっています。耳の感染症が起こると、炎症がマストイド骨へ広がり、乳様突起炎(mastoiditis)を引き起こすことがあります。炎症や膿が空気細胞にたまると、聴覚障害や平衡感覚の低下を招く可能性があります。

脳の保護

頭蓋骨は脳を守る役割を果たしますが、強い衝撃は骨折をもたらすことがあります。特にマストイド部位が損傷すると、脳への二次的な損傷リスクが高まります。

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