DIYでできるTENS電極の貼り方と効果
経皮的電気神経刺激(TENS)とは
TENSは「Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation」の略で、皮膚表面に微弱な電流を流し神経を刺激することで痛みを緩和する治療法です。小型のコントローラ本体と2本以上の電極パッドで構成され、80〜100Hzの高周波または2〜4Hzの低周波の電流を出力します。高周波は痛み信号の伝達を遮断し、低周波はエンドルフィンの分泌を促進します。
神経経路と皮節(Dermatome)
電極を正しく配置するには、痛みが生じている部位に対応する皮節とその神経が脊髄にどう接続しているかを把握する必要があります。皮節は単一の脊髄神経が支配する皮膚領域で、頸部に8本、胸部に12本、腰部に5本、仙部に5本の神経があります。痛みの部位に応じて適切な神経をターゲットにすることで、電極の効果が最大化されます。
電極パッドの配置例
電極は痛みを感じる部位の神経を「囲む」ように配置します。以下は代表的な配置例です。
- 2電極タイプ:膝の痛みの場合、膝の左右にそれぞれ1つずつ電極を置くか、痛み部位に1つ、対応する脊椎部位にもう1つを置きます。
- 4電極タイプ:膝の上部に2つ、下部に2つ配置する、あるいは左右に2つずつ置き、残りの2つを膝に対応する脊椎部位に配置するなど、より細かい調整が可能です。
皮節図はインターネット上で無料で入手でき、適切な電極位置を確認する際に役立ちます。
自分で電極パッドを配置する際は、まず痛み部位に対応する皮節を特定し、電極がその神経経路に沿うように配置してください。正しい位置に置くことで、TENSユニットの効果を最大限に引き出すことができます。
