親指腱炎(ド・ケルバン腱炎)の最適な治療法とは?
親指側の手首にある腱が刺激や腫れで炎症を起こす「親指腱炎(ド・ケルバン腱炎)」は、握る、拳を作る、手首を回すと痛みを感じます。
治療の目標
炎症と腫れによる痛みを和らげ、日常生活での動作をスムーズにできるようにすることです。
安静と保護
まずは痛みや腫れを悪化させる動作を避けます。医師からは親指用スプリントやサポーターの装着が勧められることがあります。
炎症の軽減
患部に氷嚢を当てることで腫れを抑えます。また、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や、ブロメライン、白樺ヤナギなどのハーブ、ビタミンCやカルシウムといった栄養サポートが有効です。
ステロイド注射
炎症が強い場合、腱鞘(腱を包む膜)にコルチコステロイド(プレドニゾン、ヒドロコルチゾンなど)を注射して症状を抑えることがあります。
手術
保存的治療が効果を示さないときは、手術で腱が通る空間を拡げ、腱の摩擦を減らすことが行われます。手術は最終手段とされます。
補助的なアプローチ
物理療法やストレッチ、作業環境の改善(例えばキーボードや工具の持ち方を見直す)も回復を早めます。
