T4椎間板ヘルニアの症状と兆候
脊椎は椎骨と椎間板から構成され、椎間板は軟骨のクッションです。胸椎(T)にある椎間板がヘルニアになると、椎骨間から突出し、脊髄や神経根を圧迫します。症状は軽度のものから手術が必要な重度のものまで様々です。
痛み
胸椎は12個あり、いずれかの椎間板がヘルニアになると神経が圧迫され、背中の痛みが生じます。痛みは背部に局所的に現れることが多いですが、胸部や腕へ放散することもあります。T4は胸椎の上部に位置するため、胸部の痛みだけが現れることがあります。胸の痛みは他の重篤な疾患のサインでもあるため、必ず医師の診察を受けてください。
しびれ・感覚異常
神経は痛みだけでなく、触覚や温度感覚も伝えます。ヘルニアが痛みを伝える神経以外を圧迫すると、該当部位にしびれや感覚鈍麻が現れます。T4椎間板のヘルニアは肋骨周辺にしびれを引き起こすことが多く、T6以下の椎間板ヘルニアは腹部や下肢に症状が出ます。
痛みがない場合
意外にも、ヘルニアがあっても症状が出ないことがあります。多くは他の疾患の画像診断(X線やMRI)で偶然に発見されます。無症状でも経過観察や治療が推奨されます。
