線維筋痛症は何歳から発症するのか?
線維筋痛症(FMS)は、筋肉・関節・腱に全身にわたる慢性的な痛みを引き起こす疾患です。痛みは胸部・首・肩・脚・腰部に特に顕著で、しびれや灼熱感、刺すような感覚といった神経症状を伴うこともあります。原因は不明ですが、睡眠障害や神経機能の異常、ウイルス感染などが関与している可能性が指摘されています。
年齢と線維筋痛症
線維筋痛症はどの年齢でも発症し得ますが、特に20代から40代の女性に多く見られます。研究によっては35歳前後が発症のピークとされるものもあり、全体的に年齢が上がるにつれて発症リスクが増加する傾向があります。
性別と線維筋痛症
線維筋痛症患者の約90%が女性です。男性でも発症は可能ですが、女性に圧倒的に多く見られます。
子どもと線維筋痛症
子どもが線維筋痛症にかからないわけではありませんが、診断されるケースは比較的少ないです。症状は成人と類似しており、思春期に発症することが多く、女児に多く見られます。
遺伝と線維筋痛症
家族内で線維筋痛症が見られるケースが報告されており、遺伝的要因が関与している可能性があります。ただし、遺伝が発症年齢に直接影響するかどうかは現在の研究では明らかになっていません。
線維筋痛症の診断
診断は他の疾患を除外した上で行われます。診断時には医師が「圧痛点」検査を実施し、圧痛点の数と部位を評価します。この検査結果が現在最も信頼性の高い診断基準とされています。
