人工股関節に痛みが生じる原因とは
人工股関節置換術は、疼痛を軽減し関節機能を向上させることが一般的ですが、稀に人工関節周辺で痛みが生じることがあります。その主な原因は以下の通りです。
インプラントの緩み
インプラントが骨にしっかり固定されず緩むと、股関節や大腿部に痛みが生じます。インプラントは大腿骨に確実に固定されることで、痛みなく機能します。
インプラントの位置不良
稀に、手術時にインプラントが正しい位置に装着されないことがあります。適切な位置に設置しないと、機能低下や疼痛の原因となります。
インプラントの変形
時間の経過とともにインプラントが歪むと、機能が低下し中等度から重度の股関節・大腿部の痛みが出ます。重度の変形はインプラント破損につながり、再手術が必要になることがあります。
過度の使用
活動的な患者が人工股関節を過度に使用すると、痛みが出ることがあります。過剰な負荷をかける活動を控えることで、痛みを軽減または解消できます。
軟部組織の機能障害
手術後数日から数週間の間に、人工股関節周囲の筋肉や軟部組織が硬くなり、疼痛やこわばりを感じることがあります。通常はリハビリや活動量の増加で改善します。
