サイナスタルシンチス(足底骨管症候群)の治療
サイナスタルシンチス(足底骨管症候群)は、足首とかかとの間にある骨管が炎症を起こす痛みの症候群です。主に足首のねんざや足の過度な内側回内(pronation)後に発症します。
症状
- 足首からかかとにかけての骨管部に痛みと圧痛が生じます。
- 足首の腫れ、凹凸のある地面での歩行困難、運動後の激しい痛みなど。
診断
- X線検査では確定診断が難しいため、CTやMRIで足首部の骨や軟部組織の損傷を詳細に評価します。
治療
- まずは運動やスポーツを控えて安静にします。
- 腫れがある場合は、1回5〜10分程度を1日数回、氷で冷やして炎症を抑えます。
- アスピリンやイブプロフェンなどのNSAIDsで痛みと炎症を軽減します。
- 超音波治療などの電気療法で症状を緩和します。
- 回復が進んだら、足底骨管を支える筋肉強化エクササイズを行います。
- 過度の回内が原因の場合は、矯正靴やインソールの使用を検討します。
その他の治療法
- 保存的療法で効果がない場合、足首部へのステロイド注射で迅速に痛みと炎症を抑えます。
- 足部専門医によるオーソティック(インソール)で回内を補正します。
- 手術は最終手段として、開放手術または関節鏡下手術で骨管と周囲組織の損傷を修復します。
予防と対策
- 足の内側への回内は、適切なエクササイズ、矯正靴、インソールで改善できます。
- ランニングやウォーキングは平坦な場所で行い、凹凸のある路面は避けましょう。
- 足首の痛みが強い、または慢性化した場合は早めに医師の診察を受けてください。
