多発性筋痛症(ポリミアルジアリウマチ)の症状を見極める方法
多発性筋痛症(Polymyalgia rheumatica)とは
多発性筋痛症は、全身の筋肉に炎症が広がる慢性炎症性疾患です。比較的頻度は高いものの、診断が難しく、関節リウマチや線維筋痛症など他の自己免疫疾患と誤診されることがあります。
主な症状
筋肉、骨、関節に慢性的な痛みが現れます。痛みの程度は軽度から重度までさまざまで、日常生活が困難になるほどの激しい痛みを訴える患者もいます。
炎症性疾患に共通して、強い倦怠感が出ます。時には極度の疲労感、常にエネルギーが低下した状態が続くことがあります。
大腿部や下肢の筋肉が侵されることがあるため、立ち上がりや歩行が困難になることがあります。背中や肩、膝の筋力低下も見られます。
血液検査で筋肉酵素(クレアチンキナーゼやAST/ALT)の上昇が確認されることが多く、これが診断の手がかりとなります。さらに、X線、MRI、神経学的検査で炎症の有無や他疾患との鑑別が行われます。
稀に、反復する発熱が見られることがあります。
意図しない体重減少も症状の一つです。食事や運動習慣に変化がなくても体重が減少することがあります。
上記の症状が複数当てはまる場合は、早めに医療機関での検査を受け、適切な治療を開始することが重要です。
