全身の可動域エクササイズのやり方

はじめに

関節の柔軟性を維持するため、特に運動制限がある方は可動域エクササイズが有効です。自分で行う能動的エクササイズと、介護者がサポートする受動的エクササイズがあります。以下に全身を対象とした可動域エクササイズの手順を示します。

実施手順

  1. まず関節を温めます。温かいタオルや軽いマッサージで血流を促し、頭部から順に全身を温めましょう。各エクササイズは最低5回繰り返します。

  2. 首の運動:顎を胸に近づけるように下げ、続いて頭を後方に倒します。次に左右に首を回し、肩の後ろを見るイメージで回転させます。

  3. 肩と腕:胸の前で腕を交差させ、次に背中側で肘を合わせるイメージで肩を後方に引きます。各腕を頭上にまっすぐ上げ、反対側の肩に向かって伸ばします。最後に肘を曲げ伸ばしして可動域を広げます。

  4. 手首と指:手首を時計回り・反時計回りに円を描くように回します。手首を上下に動かし、床と天井を指すイメージで伸縮させます。指関節も忘れずに動かしましょう。

  5. 股関節と膝:膝を胸に近づけるように持ち上げ、次に脚を後方に伸ばして股関節を屈曲させます。続いて膝を曲げ伸ばしし、膝関節の可動域を確保します。

  6. 足首と足指:つま先を下に向け、次に上に向けて足指を伸ばすイメージで動かします。足首を時計回り・反時計回りに回し、足指も個別に動かして柔軟性を高めます。

まとめ

毎日この一連のエクササイズを行うことで、関節の可動域が保たれ、日常生活の動きがスムーズになります。痛みがある場合は医師や理学療法士に相談してください。

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